HOT ! 贈る結婚祝い 陶器バーナーにメッキタンク 1954年8月製 r54 236 コールマン ホワイトガソリンランタン

品名：コールマン２３６
年式：1954年8月製

コールマン２３６は、歴代コールマンで最大のビッグシングルマントルランタンで、５００キャンドルパワーの強烈な明るさはこれまた歴代最強クラス。
直視できないぐらいの明るさで、 大型タープの端から端まで見事に照らし、明るい光の下での余裕あるキャンプは、周囲のキャンパーから憧れの眼差しで見られること間違いありません。
また、鋳造部品と頑強な金属の管材で組み上げられたフレームにクロムメッキを施されたブラスタンク、全ての部材の金属が分厚く、古き良きアメリカの大きくて丈夫な機械そのもの。

その後販売された５５０キャンドルパワーのビッグシングルランタン６３５が、コスト削減のためプレス鋼板を多用しているのに比べ、コスト度外視のタフな造りになっています。
これは、ビンテージ物の小型ランタン（２００A等）以下です。
理由は、コストがかかる金属パーツをプラスティック部品に置き換えていった結果、高光量、高発熱に部品がついて行けなくなり、」スペックダウンさせました。
なので、明るいランタンが欲しいという方は、迷わずビンテージ物です。
しかも、40年代のメジャーと同じ重量感のあるハイベンチレーターと陶器バーナー仕様で、大変レアな個体です。。

この個体は画像のとおり使い込まれた迫力があります。
もちろん現役の実働機で、ベテランレストアマンの手によって完全な状態に仕上がっております。
程度が良さそうだと思って購入したけれど、購入後にいくら整備をしても火が付かない、長年使っていなかったので調子が悪い。
しかも、メンテナンスは永年工賃無料で受けられます。
使用によるチップがありますが、236にありがちな広範囲の剥離等はありません。　実働品なのですすは付いていますが、磨けば落ちる程度です。
古き良きアメリカのメッキは重厚で迫力と深みがあります。
内部はオリジナルの状態で、後からシーラントした物は数年で剥がれてバルブアッセンブリーを詰まらせてしまうことが良く有りますが、このタンクはそんな心配はございません。　
他で買ったけど調子が悪いと言う相談を頻繁に受けますが、専門知識や技術力の無い業者さんは、タンクとバルブアッシーを分解しての整備せず、磨いただけで整備済みとしているケースも多く、こうしたランタンが出回っています。
当社では、完全に分解し、ビンテージランタンの欠点であるスプリングのへたりやすさを補うため、へたれにく特注の高性能国産ステンレススプリングに交換を行っておりますので、当面は厄介なタンク下の分解整備の必要は無いです。
ポンピングして空気が出たのを確認しただけの物とは違います。

フレーム：
オリジナルの状態を大事にし、不自然な塗装はしていません。
使用感はありますが、程よくやれたヴィンテージ感で、丁寧にメンテナンスされながら使い込んだナチュラルな雰囲気です。
また、酸処理した痕を耐熱塗料で誤魔化すこともしていませんし、フレームが塗装されているのは一部の年式の２００Aのみですので、それ以外は塗ってしまうとオリジナルからかけ離れてしまいます。
２３６の魅力は何と言ってもこのごっついフレームですね。

ポンプ周り：
ポンプカップ、チェックバルブともに分解整備済みです。

燃料油キャップ：
パッキンリフレッシュ済み。
そして、とにかく明るく豪快です。
その他、外観に関しては年式の割にかなりきれいです。


【ベテランキャンパーは何故ビンテージランタンを選ぶのでしょう？】
渋い雰囲気？　希少性？
実は明るさなんです。
その前身の236は500CPと強烈な明るさで、小型で取り扱いの楽な200Aや242ですら300CPあります。
現役最強と言われるノーススターでさえ、大型ランタンであるにもかかわらず360CPで、ビンテージランタンとは比較になりません。
なので、明るいランタンをお求めなら絶対にビンテージ物です。　また、【ランタンの選び方】、【メンテナンス方法】、【トラブルQ＆A】等の各種情報を掲載していく予定ですので、　是非お立ち寄りください。
正しい整備とチューニングを施し、クセを緩和し、不調を解消したランタンの扱いはさほど難しくありません。
当方のレストアマンは、数多くのランタンをメンテナンス、レストアを行ってきた実績があり、その経験を活かして得たノウハウと、オリジナルの治具を作ってチューニング・整備しますので古いランタンでも扱いやすく、ベストな状態を引き出しコレクション用では無く、、使うことを前提とし、ハードな自然の中で本来のパフォーマンスが出せるギアとしての整備を心がけています。　そうすることで手軽にサビ取りや洗浄ができますが、部材表面を薬剤で腐食させるので、ランタンの寿命を大幅に縮めてしまいますので当方では行いません。　手は抜かず、コツコツ手磨きし、オリジナルのよさを活かし、歳月に磨かれた風合いを大切にします。
レストア後は、スタッフがフィールドに持ち出し、実際に使用しながらじっくり状態を確認したり、レストアルームでの長時間テストを行います。
もちろん、ポンピングしてエアが通っているのを確認しただけは論外で、短い時間の燃焼テストでも同様に、個々の機種の状態は分かりません。

手は抜かない。　買った方が末永くご愛用していただける、そんなランタンを出していきたいと思います。　どれも、状態に自信あり。　▼△▼