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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる天に在りて願わくは比翼の鳥とならん
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じるフランスで発見された夕顔と源氏の屏風図
閉じる1・夕顔図(川又常正・作)
閉じる2・夕顔図(住吉弘貴・作)
閉じる源氏の君に朝顔を渡す女童
閉じる夕顔を訪ねる源氏の君
自筆「源氏物語」の「夕顔(ゆうがほ)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。
「夕顔の巻」の主人公「夕顔」は、最近フランスで屏風立が新しく発見され美しく描かれ高く評価を受けている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。現在の今上天皇と系譜がつながっている。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。従って、応永五年とは、書き始めの年である。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。
出品した「源氏物語」は夕顔(ゆうがほ)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。夕顔の巻には、源氏の君と左大臣の子息で源氏の君の無二の親友頭(とうの)中将が登場する。頭の中将は貴婦人の夕顔と恋仲になり玉鬘(たまかずら)という3歳の娘がいる。頭の中将は夕顔とは別宅で暮らし玉鬘も乳母の元で育てられている。ある日、源氏は夕顔の花咲く家に目をやり花を所望するとその家の童が扇に花をのせて差し出した。その後、源氏の君の夕顔の花の咲く家の貴婦人に関心をもち源氏と夕顔の君は恋におぼれこんでいく。
自筆上部の「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節で、白楽天の連理の詩で有名です。夕顔の一節の中に「長生殿の古きためしはゆゆしくて、翼をひかえむとはひきかえて弥勒の世を重ねたまう」というものです。夕顔は、源氏の君と共にいつまでも天上に上っても二羽のつがいとなってすごしたいという願いです。後段の「翼をひかえむとはひきかえて弥勒の世を重ねたまう」とは老いた鳥となっても弥勒の時代が到来し、再び若い翼をつけて大空を楽しく飛んでみたいという夢のある漢詩です。「在天願作比翼鳥」は、白楽天の連理の詩で有名であり、源氏の君と夕顔が天にあって連理の比翼の鳥として末長くはばたいてほしいという意味が落款に込められている。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」夕顔(ゆうがほ)の巻》
「夕顔」の巻は英文で「Evening Faces」と表記されます。
《自筆上部の「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
「自筆原本」
自筆右下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。
自筆上部の「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。
《「源氏物語」夕顔(ゆうがほ)の巻》
《「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。》
《き(聞)くに、》・・・・はし(初)めよりの事
うち思ひ出られて、な(泣)くを、君もえた(堪)へ
給はて、われ(我)ひとりさかしかり、
いたきもち(持)給へりけるに、此人にいきを
のへ給てそ、かな(悲)しき事もおほされける。
とはかりいといたく、えもとゝめすな(泣)き給ふ。
やゝためらひて、「こゝにいとあやしきこと(事)の
あるを、あさましとい(言)ふにもあま(余)りてなんある。
『かゝるとみの事には、すきやう(誦経)なとをこそ
はすなれ』とて、そのこと(事)ゝももせさせん、
くはん(願)なともたてさせんとて、あさり(阿闍梨)
ものせよとい(言)ひやりつるは」とのたま(宣)ふに、
「きのふ(昨日)山へまかりのほりにけり。
まついとめつ・・・・・《らかなる》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。
《「源氏物語」夕顔(ゆうがほ)の巻》
《源氏の君と親友の頭(とうの)中将が愛した美しい夕顔の君の物語》
《源氏の君、まだ顔の知らない夕顔の君に恋をする》
《源氏の君、中秋の秋、夕顔の君の家に宿る》
《帝(みかど・天皇)が所在不明の源氏の君を探している》
《惟光朝臣が参上し、夕顔の君を東山に送る》
《やっとのことで惟光朝臣が参上した。
真夜中、早朝の別もなく君の御意に従ってお仕えしている者が
、あいにく今夜にかぎって伺候(しこう)しておらず、
しかもお召しにさえも遅れてしまったのを、君(源氏の君)はけしからぬと
お思いになるものの、すぐお呼び入れになって、さてこの顛末(てんまつ)を
おっしゃろうにも、それがあまりにもあっけないことになってしまったので、
急には何もおっしゃれない。
右近は大夫(たいふ)の参上した気配を耳にするにつけ、》・・・・最初からの
ことがしぜんに思い出されて泣く。
君(源氏の君)もまたこらえられなくなって――ご自分一人で
気を張って女(夕顔の君)を抱きかかえていらっしゃったところが、
の顔を見るとふっと気がゆるんで、はじめて悲しいお気持が
わいてくるのだったが、しばらくの間は、激しく止めどもなくお泣きになる
。 やや気持をしずめてから、
(源氏の君)「ここに、まったく奇怪なことが起ったのだが、
驚いたの何のと言ってみてもはじまらぬ話なのだ。
こういう急場なことには読経(どきょう)などをしてもらうのが第一だというし、
その手配などもさせたい、願なども立てさせたいと思って、
阿闍梨(あざり・惟光の兄)に来てくれるようにと
言ってやったのだが、どうなったか」
とおっしゃると、
(惟光)「昨日山へ登ってしまいました。
何はさておき、じつに異常な・・・・・《ことでございますな。
前からご気分がおわるいということがございましたのでしょうか」》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。
《Evening Faces(夕顔)》
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
The only sane and rational one present, he had
held Ukon in his arms, but now he gave
himself up to his grief.
"Something very strange has happened,"
he said after a time. "Strange -'unbelievable'
would not be too strong a word.
I wanted a priest―one does when these
things happen―and asked your reverend
brother to come.""He went back up the
mountain yesterday.
Yes, it is very strange indeed. Had there
been anything wrong with her?"
《夕顔》
一默默无言。右近看看惟光的模,
察知他是最初的拉者,便哭起来。
源氏公子也忍不住了。他本来自命惟一健全的人,
所以抱着右近。在一惟光来到,透了一口气,
悲痛之情涌上心来,便放声大哭,一于自制。
后来静下来,惟光:“里出了怪事!
恐怖之状不是用等字眼所能表的。
听逢到急,可以除魔,
我想赶快照,祈求佛佑,重生。
我要阿梨也一起来,怎了?”
惟光回答道:“阿梨昨天已回比叡山
去了……件事真是奇怪之。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
左の写真2枚が「源氏物語」夕顔の巻の末尾(原本番号51-B)右面と左面の押印。。21827/○七十四代 朝日豊斎 松林豊斎 朝日焼 しだ灰はぜ釉 茶入 共箱 仕覆 茶器 煎茶道具 茶道具。∈名工館∋【送込! 乾山 鉢】山澤 松篁 茶道具 菓子器 菓子鉢 盛鉢 共箱 無傷 真作保障 8 d158。【蔵c8689h】番浦史郎 櫛目 建水 共箱 茶道具。【扇屋】橋本城岳「色絵高台寺文 水次」共箱 高さ 約15cm 幅 約28.5cm×約16cm 菊桐文 金彩 水注 水指 茶道具 京焼 鳴滝窯。茶道具 乾山写 金彩 竹絵 水指 宮川香雲 共箱 茶会 京焼 棚 作家物 陶芸。茶道具 蓮絵 蓋置 通次 阿山 作 茶道 t 9304738。茶道具 赤楽 半田 筋半田 炮烙 楽助 作 t 05-8309。【茶道具】京焼 洛東 桶谷定一 肩衝茶入 仕覆添 桐共箱 濃茶器 保証品。【送料無料】時代物 古茶入れ 仕覆付箱付 棗 茶壺 煎茶道具 古美術 古陶磁工芸 茶道具 ウブ品 入手困難 骨董 (茶道先生所蔵品出し) WWTT056。【扇屋】山本一如「浅黄交趾 水玉透 蓋置」共箱 幅 約5.5cm 高さ 約5.5cm 交趾焼 茶道具 師 中村翠嵐。【送料無料】時代物 古茶入れ 仕覆付 棗 茶壺 煎茶道具 古美術 古陶磁工芸 茶道具 ウブ品 入手困難 骨董 (茶道先生所蔵品出し) WWTT071。【扇屋】平安 万代喜山 造「肩衛茶入」共箱 高さ 約9.5cm 幅 約6cm 棗 香合 茶碗 茶道具。【風流庵】 『新品・ヤマキ電熱器』 YU-002-C ★ 電気炭 切替スイッチ付{風炉用}500W 化粧箱。茶道具 蓋置 六角 七宝 波ノ絵、 花蝶窯(かちょうがま) 手塚石雲(せきうん)作。【政】33094 ☆茶道具☆根来塗炉縁 風炉釜 茶碗 骨董 古物。茶道具 染付 雲堂手 火入 富田 静山 造 火入れ 茶道 紙箱入り t hiire-023。茶道具 真塗 土風炉 眉風炉 月松斎 作 (2) 茶道 10-6122。【美品・銘入り】茶入れ 茶道具 お稽古 瀬戸釉風 在銘 仕服 茄子 お茶 茶道 アンティーク ヴィンテージ 日本 JAPAN 陶器 骨董 象牙風 信楽。尾形乾山 茶入 美しい景色の逸品t390。平安祝峰/染付色絵松竹梅図茶器/茶器揃い/煎茶器セット/急須/湯冷まし/湯呑/在銘/煎茶道具/茶器/骨董/古美術/美術品/時代物。∈名工館∋【送込!三浦 竹軒】三代 竹泉 ぐい呑2客 盃 茶道具 懐石 酒器 煎茶器 共箱 小汀利得栞 無傷 6 c531。☆ 煎茶道具 南画家 習軒流煎茶家 初代 坂田習軒 飴坊之図 扇面 肉筆 (箱無し)扇子 肉筆。茶道具 真塗 土風炉 眉風炉 月松斎 作 (1) 茶道 10-6121。【MG敬】植葉香澄 作『槍梅鳥文蓋器 振出』共箱付 u17。橋本城岳 造 仁清写 海松波文水次 共箱 検)淡々斎好。【逢絢亭・新品】茶道具 水屋道具 灰器 楽焼 白楽 炉用 松楽窯 紙箱入り。茶道具 浅黄交趾 蝶 蓋置 陽炎園 作 茶道 t 46313671。梅絵 茶器 鵬雲斎 宗匠箱 乾山 山崎窯 浅野紫仙 造 銀の蒔絵 薄茶点前にも 蒔絵作品。B12675 井上春峰 滓盂2点:本物保証 送料無料。☆ 久田家十二代 中誠宗也 尋牛斎 極 福禄寿 染付 徳利 平安陶工 西村徳泉 作 (共箱共布)茶道具。茶道具 大板 真塗 風炉 茶道 13-7801。茶道具 祥瑞紋 茶器 薄茶器 山本 壹楽 作 桐箱入り 茶道 t 46321424。C09416 金森彦兵衛 南鐐五徳蓋置 118g 淡々斎箱書:真作。【蔵c8608】楽焼 清水六兵衛(六居) 括猿手焙 共箱。☆ 煎茶道具 南画家 習軒流煎茶家 初代 坂田習軒 蟹之図 扇面 肉筆 (箱無し)扇子。桶谷定一 造 / 茄子茶入 / 共箱 / 煎茶道具 / 茶道具 / 陶器 / 焼物。B06309 浅尾宗筌 蓋置 淡々斎書付:本物保証 送料無料。茶道具 乾山写 竹絵 香合 北風 一三 作 桐箱入り 茶道 t 9304682。【閑】明治期 白泥地白釉『雷文』火入(一対)香炉 茶道具★時代物★5D0508。B05962 千亀利窯 小林一雅 手鉢 即中斎宗匠書付:本物保証 送料無料。茶道具 菓子器 草花紋 染付 草花紋 八角鉢 陶楽 作 化粧箱 t 茶道 23-4711。茶道具 乾山写 雁絵 蓋置 福森 阿也 作 茶道 t 9304730。茶道具 重香合 桑 茶道 t ms2228-16。茶道具 京焼 平安喜山作 肩衝茶入 美品!!。茶道具 蓋置 蒲公英(たんぽぽ)、 京都 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。【和】(8625) 作家物 中里重利作 絵唐津徳利 清水公照絵付 共箱有。茶道具 蓋置 交趾 竹節、 京焼 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。茶道具 抹茶茶碗 油滴 天目茶碗 桶谷 定一 造 仕服:草花唐草緞子 茶道 t 9304780。茶道具 乾山写 すすき絵 替茶器 薄茶器 棗 暁楽窯 作 桐箱入り 茶道 t 9304813。茶道具 織部 火入 加藤 光右衛門 造 火入れ 茶道 t 9304946 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。。桶谷定一 ★ 肩衝 茶入 ★ 共箱 仕覆 ( 捻梅唐草 ) ★ 造形良く気品ある逸品 ★ 京焼 茶道具 ★。【売切り屋】茶入 一入 四代楽吉左衛門 表千家第六代家元 覚々斎花押 仕覆 二重箱付 茶道具。茶道具 膳所 肩衝 茶入 陽炎園 作 仕服 五色間道 桐箱入り 茶道 t 46321399。【美品】 佐々木虚室 帰来窯 緑釉 菓子器 在銘 虚室 共箱 桐四方桟 共布 由来書 茶道具。b-3817 昭阿弥造 黄交趾台子皆具揃 扇面 共箱 茶道具。:引き取り限定【古都京都】「蒔絵と象嵌火鉢E-93」家具・民具・調度品.蒔絵・置物・時代箪笥〝家〟。茶道具 蓋置 黄交趾 太鼓、京都 高野昭阿弥作、共箱 新品。実母は近衛家女房(瑤林院)。。茶道具 仁清写 筍 香合 清閑寺 杉田 祥平 作 茶道 t 9304718。茶道具 浅黄交趾 五徳 蓋置 中村 翠嵐 作 茶道 t 9304755。茶道具 高取 文琳 茶入 替仕服付 仕服:大内間道/逢坂金襴 高取 八山 作 茶道 16-3101。茶道具 香盆 女桑 茶道 t 28-1706。聞香炉 青磁 八卦 横山 瑞祥 造 香道 火入れ 茶道 紙箱入り t tz21-004。茶道具 蓋置 芦と蛍の図、 京都 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。茶道具 菓子器 高取 七宝透 鉢十五代 亀井 味楽(正久) 造 茶道 t 9304916。B04943 淡々斎書付 ゼゼ焼丸茶入 箱蓋のみ:真作。茶道具 仁清写 俵 香合 久世 久宝 作 桐箱入り 茶道 t 9304696。自筆「源氏物語」源氏の君と親友の頭(とうの)中将が愛した。。(株)野々田創巧社製 茶道具 炭型ヒーター(白紅型)100v 400w 木台付電熱風炉。TM/ 清閑寺窯 杉田祥平造 色絵仁清波に扇面画 皆具 水指 /水差/建水/勺立/蓋置 4種 共箱 茶道 茶道具 0708-1。茶道具 茶箱 茶器 茶具 茶道 平安 春峰 水差 水指 染付 建水 茶こぼし 湯こぼし 金属工芸 瑞山 青釉 蓋置 抹茶 茶碗 竹 風炉 ひしゃく 柄杓。510310 【 美品 茶道具 桐木地 短冊箱 茶箱揃 十点セット 茶道具一式 おしゃれ 】 検) 持ち運び 茶器 野点 煎茶道具 和食器 運動会 花見 ⅱ。大雅堂3693 お抹茶道具一式 短冊箱付き 抹茶道具 茶道具 越前蔵うぶだし 本物保証 中古品。N1137 【京焼 洛東 桶谷定一 仕覆付き肩衝茶入】 茶器 共箱/60。■楠廸庵■茶道具 建水 出雲焼 11代 長岡空権作 縄すだれ建水 共箱。時代 南蛮 建水【高橋道八】共箱 茶道具 検索)急須煎茶道具。茶道具 色絵 煙草葉紋 火入 橋本 龍岳 造 火入れ 茶道 紙箱入り t hiire-018。【扇屋】平安 万代喜山 造「茄子茶入」共箱 高さ 約7.5cm 幅 約7cm 棗 香合 茶碗 茶道具。昭和レトロ、高級茶道具セット、茶棚、織部焼、犬山焼、黄瀬戸、他色々あり。茶道具 茶入 備前 大海 木村 陶峰 作 仕服 花鳥梅花紋錦 茶道 16-6801。レトロ 年代物 桐製 野点 茶箱/短冊箱/持ち運び 茶箱 茶碗(介炎) 建水(陶楽) 棗 茶筅筒 香合 振出 蓋置 等 茶箱揃 8点セット 茶道具一式。C08850 十四代玉泉等 蓋置7点セット:真作。[ギャラ藤]人間国宝/十代三輪休雪/永田宗伴書付萩茶入 銘「千年」/共箱/G-376(検)骨董/鉢/茶道具/煎茶道具/煎茶碗/抹茶碗/割烹/和食。FK-2263◆茶道具 三ッ入 茶入 文琳 備前 陶峰 丹波 信水 定一 仕覆。真葛香斎 オランダ写皆具 裏千家鵬雲斎花押の逸品k913。茶入 【TY403 茶道具 桶谷定一 瓢形茶入 紅葉 仕覆 牙 角 幕末 明治 大正 昭和 骨董品 時代物 茶道 香道 お茶 煎茶 】。茶道具 水指 水差し 交趾焼? 色絵 梅 松 図 京焼? 清水焼? 希少 お茶道具 コレクション 飾り 置物 日本 Japan 骨董。茶道具 茶箱 振出 巾筒 色絵 鈴絵 (紙箱) t ms27-0002。茶道具 茶箱 御所籠 色紙点 服紗セット 紹鴎緞子 高台寺裂 茶道 t tz33-012。楽 江戸期 「閑人井の中を覗く図」 蓋置き 赤楽焼 共箱 古布※根付 茶碗 茶杓 茶筅 茶釜 彫刻 香 香炉 掛軸 仏像 煎茶。〔楽布〕P21311 河井武一 呉須角水指 茶道具 古民藝 店。茶道具 供茶 三つ具足 和楽 作 利休忌 茶湯器 供茶 茶道 30-7204。茶道具 奈良文琳 茶入 笹田 仁史 作 仕服 花色唐草緞子 茶道 16-5311。茶入 / 共箱 / 煎茶道具 / 茶道具 / 陶器 / 焼物 / 作家もの。茶入れ■丹波 陶春造 丹波焼き 大海茶入 銘吟旬? 糸切り高台 茶壷 仕覆 共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。茶道具 葉茶漏斗 糊板・ヘラ付 茶道 28-5106。【扇屋】柴田好寛「古瀬戸 茶入」共箱 高さ 約6.5㎝ 幅 約6.5㎝ 茶道具 抹茶碗 棗 香合 茶杓。【蔵A2567】清水六兵衛 輪線 煎茶碗 急須 二客。【新品】茶道具 祥瑞 夜学 蓋置 高野昭阿弥 共箱 染付 京焼 茶会 稽古。【扇屋】宮川香雲 肩衝茶入 共箱 高さ 約8cm 幅 約6cm 仕覆 茶道具 竜谷焼 t。【風流庵】 『新品』 ウール100% ★ 萬葉 赤色毛氈{3㎜} 化粧箱。美品 茶道具 竹蓋置 竹器師 影林宗篤 黄梅院 小林太玄(箱書花押)炉用・風炉用 一双 炉風炉竹蓋置 共箱・共布・共紙箱茶道 茶の湯。【平安三世 輝山 造】色絵金彩 羊図 煎茶碗 六客揃 共箱・布付 京焼 平安輝山 未 ひつじ 煎茶道具 茶道具 茶器 真贋保証 検:中国美術。茶道具 浅黄交趾 唐草彫 火入 中村 翠嵐 造 火入れ 茶道 t hiire-020。【永楽善五郎】乾山写 雲錦蓋置 共箱 茶道具 DR23-0912。【扇屋】真葛香斉「染付 栄螺 蓋置」共箱 高さ 約4.5cm 幅 約7.5cm×約6cm さざえ 貝蓋置 棗 茶碗 香合 茶道具 t。【風流庵】 『暁窯』 岡田暁山作 ★ 梅月絵 色絵飾壷{一式揃} 桐共箱。【風流庵】 『平安』 川崎和楽作 ★ 青楽 すずめ瓦 紙箱。《gu》 平安 高野昭阿弥 青華一閑人 火入: 茶道具 煎茶 昭阿弥 京焼 日本陶磁 840/44。【扇屋】平安 手塚桐鳳「乾山写 芽張柳文 蓋置」共箱 高さ 約5.5cm 幅 約5.5cm 棗 香合 茶碗 茶道具 京焼 T。【扇屋】平安 高野昭阿弥 作「茄子 蓋置」共箱 高さ 約5.5cm 幅 約6cm 色絵 茶道具 京焼。茶道具 古物品 茶入 文琳 平安喜山。:古都京都】「二月堂机EE-366」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。【逢絢亭・新品】茶道具 七事式道具 聞香炉 楽焼 青楽 雷門 表千家流好み 松楽窯 紙箱入り。【扇屋】平安 平井覚山 造「水次」共箱 高さ 約16.5cm 幅 約25cm×約15cm 色絵 金彩 七宝 松竹梅文 水注 茶道具 京焼。[ギャラ藤]中村陶彩 造/仁清写菖蒲絵水指/共箱/D-146 (検索)骨董/水差/水器/水注/茶釜/茶碗/皆具。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 楽焼 柳に燕の図 楽入窯 紙箱入り。茶道具 青交趾 蓮 蓋置 中村 翠嵐 作 茶道 t 46313661。【G1911】煎茶道具 三代 三浦竹泉 平安竹泉 青華 染付 七宝文 煎茶碗 六客揃い 茶杯 茗碗 共箱 共布。茶道具 文箱 香合 保庭 楽入 作 杉箱入り 茶道 t 9304671。茶道具 麦藁手 輪花口 火入 加藤 日出 造 火入れ 茶道 t hiire-026。【扇屋】清栄寺窯 造「色絵ぼんぼり 蓋置」共箱 高さ 約5.5cm 幅 約5cm 香合 茶碗 茶道具 京焼 蓋。茶入れ■古い大海茶入 黒釉 江戸期 糸切り高台 茶壷 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。h3G015Z1 煎茶道具 染付 煎茶碗 寿山 山水詩文 5客 胴紐文 6客 計11客。茶道具 京焼洛東 桶谷定一作 鶴首茶入 美品!!。桶谷定一 造 茄子茶入 共箱 煎茶道具 茶道具 陶器 焼物。【扇屋】中村翠嵐「紫交趾 突羽根 蓋置」共箱 高さ 約4cm 幅 約7cm 棗 香合 茶碗 杓立 建水 水指 茶道具 交趾焼 t。「狸庵RS」 京焼 戎 様 萬古焼 大黒 様 人形☆/ えびす さん 大黒 さん ☆本物保障☆。茶道具 蓋置 色絵 蛍、京都 高野昭阿弥作 共箱■新品■。【送料無料】時代物 古茶入れ 仕覆付 棗 茶壺 煎茶道具 古美術 古陶磁工芸 茶道具 ウブ品 入手困難 骨董 (茶道先生所蔵品出し) WWTT047。《美品》茶道具 一式揃え<抹茶碗・水差し・茶筅等 13種>茶箱 231212。茶道具 備前胡麻釉 建水 木村 陶峰 造 茶道 t ms22-0004。【土田友湖】 鞠松紹巴 タトウ紙 化粧箱 ピンク 桃色 古帛紗 千家十職 袋師 ふくさ 袱紗 服紗。茶道具 内海 茶入 万代 草山 作 仕服 渡裂段唐草文 桐箱入り 茶道 t 9304834。【扇屋】十四代 朝日豊斎「燔師印花紋」共箱 高さ 約5cm 幅 約6cm 釜 柄杓 棗 香合 茶碗 茶道具 茶器 遠州七窯 朝日焼 T。【扇屋】竜谷窯 宮川香雲 茶入 共箱 仕覆 高さ 約7.5cm 幅 約6.5cm 棗 香合 茶碗 茶器 茶壷 薄茶器 茶道具。【レア・美品・共箱あり】音羽造 『夏月』 金彩 棗 薄茶器 茶道具 清水焼 京焼 骨董品 アンティーク 草花 古美術 茶入れ 茶筒。肩衝茶入 平安喜山造 共箱 仕覆 茶道具 煎茶道具。【扇屋】前田宝泉造「金地金襴手松唐草 茶器」共箱 高さ 約6.5cm 幅 約6.5cm 茶道具 京焼 安徳窯 前田保則 tn-3。茶道具 大名物 白玉文琳写 茶入 笹田 仁史 作 仕服 正法寺緞子 桐箱入り 茶道 t 46321397。平安 井上春峰(造)京焼 染付祥瑞山水人物文水注 共蓋 共箱 茶道具 煎茶道具 陶磁器 古陶磁器 現代工芸 美品 a0060。【扇屋】平安 永泉「浅黄交趾 荒磯 蓋置」共箱 高さ 約6cm 幅 約6cm 交趾焼 茶道具。【扇屋】五代 三浦竹泉造「染付左万字ツナギ 蓋置」共箱 幅 約6.5cm 高さ 約5cm 棗 香合 茶碗 茶道具。【蔵】茶道具 永楽善五郎 作 青交趾竹蓋置 共箱 本物保証 Y1336。茶道具 信楽 臼 蓋置 谷 清右衛門 作 茶道 t 9304762 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。冬姫は内大臣・通誠の養女。
冬姫は通称。正式な名は伊達貞子。左端の写真は「夕顔の巻」末尾の拡大写真。
左上の篆書体は、「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)の押印。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真左から2枚目上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(夕顔の巻)MRI 04―30B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「夕顔の巻」主人公・夕顔の資料
下記写真は、フランスで発見された「源氏物語絵巻」の中に描かれる夕顔と源氏の君(屏風立)。
廊下側の源氏の君に優美な姿をしなだれ寄せる夕顔の君
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「夕顔」原本の17-Aの原本に記されております。紫式部が「夕顔」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「夕顔の巻」を書いていることがわかります。この原詩の言葉の引用は、「夕顔の巻」に用いられていることで広くしられている。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。
「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。母は後水尾天皇皇女女二宮。。茶道具 染付 詩箋 火入 須田 菁華 造 火入れ 茶道 t hiire-007 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。幼名は多治丸。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。
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