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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
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オススメ度 4.9点
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自筆「源氏物語」の「夕霧(ゆうぎり)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。TM/ 清閑寺窯 杉田祥平造 色絵仁清波に扇面画 皆具 水指 /水差/建水/勺立/蓋置 4種 共箱 茶道 茶道具 0708-1。茶道具 茶箱 茶器 茶具 茶道 平安 春峰 水差 水指 染付 建水 茶こぼし 湯こぼし 金属工芸 瑞山 青釉 蓋置 抹茶 茶碗 竹 風炉 ひしゃく 柄杓。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。510310 【 美品 茶道具 桐木地 短冊箱 茶箱揃 十点セット 茶道具一式 おしゃれ 】 検) 持ち運び 茶器 野点 煎茶道具 和食器 運動会 花見 ⅱ。大雅堂3693 お抹茶道具一式 短冊箱付き 抹茶道具 茶道具 越前蔵うぶだし 本物保証 中古品。現在の今上天皇と系譜がつながっている。N1137 【京焼 洛東 桶谷定一 仕覆付き肩衝茶入】 茶器 共箱/60。■楠廸庵■茶道具 建水 出雲焼 11代 長岡空権作 縄すだれ建水 共箱。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。時代 南蛮 建水【高橋道八】共箱 茶道具 検索)急須煎茶道具。茶道具 色絵 煙草葉紋 火入 橋本 龍岳 造 火入れ 茶道 紙箱入り t hiire-018。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。【扇屋】平安 万代喜山 造「茄子茶入」共箱 高さ 約7.5cm 幅 約7cm 棗 香合 茶碗 茶道具。昭和レトロ、高級茶道具セット、茶棚、織部焼、犬山焼、黄瀬戸、他色々あり。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。茶道具 茶入 備前 大海 木村 陶峰 作 仕服 花鳥梅花紋錦 茶道 16-6801。レトロ 年代物 桐製 野点 茶箱/短冊箱/持ち運び 茶箱 茶碗(介炎) 建水(陶楽) 棗 茶筅筒 香合 振出 蓋置 等 茶箱揃 8点セット 茶道具一式。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。C08850 十四代玉泉等 蓋置7点セット:真作。[ギャラ藤]人間国宝/十代三輪休雪/永田宗伴書付萩茶入 銘「千年」/共箱/G-376(検)骨董/鉢/茶道具/煎茶道具/煎茶碗/抹茶碗/割烹/和食。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。FK-2263◆茶道具 三ッ入 茶入 文琳 備前 陶峰 丹波 信水 定一 仕覆。真葛香斎 オランダ写皆具 裏千家鵬雲斎花押の逸品k913。従って、応永五年とは、書き始めの年である。茶入 【TY403 茶道具 桶谷定一 瓢形茶入 紅葉 仕覆 牙 角 幕末 明治 大正 昭和 骨董品 時代物 茶道 香道 お茶 煎茶 】。茶道具 水指 水差し 交趾焼? 色絵 梅 松 図 京焼? 清水焼? 希少 お茶道具 コレクション 飾り 置物 日本 Japan 骨董。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。茶道具 茶箱 振出 巾筒 色絵 鈴絵 (紙箱) t ms27-0002。茶道具 茶箱 御所籠 色紙点 服紗セット 紹鴎緞子 高台寺裂 茶道 t tz33-012。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。楽 江戸期 「閑人井の中を覗く図」 蓋置き 赤楽焼 共箱 古布※根付 茶碗 茶杓 茶筅 茶釜 彫刻 香 香炉 掛軸 仏像 煎茶。〔楽布〕P21311 河井武一 呉須角水指 茶道具 古民藝 店。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。茶道具 供茶 三つ具足 和楽 作 利休忌 茶湯器 供茶 茶道 30-7204。茶道具 奈良文琳 茶入 笹田 仁史 作 仕服 花色唐草緞子 茶道 16-5311。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。茶入 / 共箱 / 煎茶道具 / 茶道具 / 陶器 / 焼物 / 作家もの。茶入れ■丹波 陶春造 丹波焼き 大海茶入 銘吟旬? 糸切り高台 茶壷 仕覆 共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。茶道具 葉茶漏斗 糊板・ヘラ付 茶道 28-5106。【扇屋】柴田好寛「古瀬戸 茶入」共箱 高さ 約6.5㎝ 幅 約6.5㎝ 茶道具 抹茶碗 棗 香合 茶杓。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。【蔵A2567】清水六兵衛 輪線 煎茶碗 急須 二客。【新品】茶道具 祥瑞 夜学 蓋置 高野昭阿弥 共箱 染付 京焼 茶会 稽古。
出品した「源氏物語」は夕霧(ゆうぎり)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。【扇屋】宮川香雲 肩衝茶入 共箱 高さ 約8cm 幅 約6cm 仕覆 茶道具 竜谷焼 t。【風流庵】 『新品』 ウール100% ★ 萬葉 赤色毛氈{3㎜} 化粧箱。源氏の君と葵の上の長男・夕霧は、病にふせる柏木を見舞う場面は、国宝「源氏物語絵巻」に美しい画像として描かれている。美品 茶道具 竹蓋置 竹器師 影林宗篤 黄梅院 小林太玄(箱書花押)炉用・風炉用 一双 炉風炉竹蓋置 共箱・共布・共紙箱茶道 茶の湯。【平安三世 輝山 造】色絵金彩 羊図 煎茶碗 六客揃 共箱・布付 京焼 平安輝山 未 ひつじ 煎茶道具 茶道具 茶器 真贋保証 検:中国美術。柏木なきあと、落葉の宮と称される女二の宮の世話をするために法事の世話などの用事にかけつけて落葉の宮をあう。茶道具 浅黄交趾 唐草彫 火入 中村 翠嵐 造 火入れ 茶道 t hiire-020。【永楽善五郎】乾山写 雲錦蓋置 共箱 茶道具 DR23-0912。夕霧と会う落葉の宮を心配する母の一条御息所は、心配のあまり夕霧に手紙を送る。【扇屋】真葛香斉「染付 栄螺 蓋置」共箱 高さ 約4.5cm 幅 約7.5cm×約6cm さざえ 貝蓋置 棗 茶碗 香合 茶道具 t。【風流庵】 『暁窯』 岡田暁山作 ★ 梅月絵 色絵飾壷{一式揃} 桐共箱。娘・落葉の宮の出家の希望を聞いた父・朱雀院(前朱雀天皇)は、一条宮の邸に連れ戻される。【風流庵】 『平安』 川崎和楽作 ★ 青楽 すずめ瓦 紙箱。《gu》 平安 高野昭阿弥 青華一閑人 火入: 茶道具 煎茶 昭阿弥 京焼 日本陶磁 840/44。源氏の君と紫の上はこれも運命と考え忠告するのを控える。【扇屋】平安 手塚桐鳳「乾山写 芽張柳文 蓋置」共箱 高さ 約5.5cm 幅 約5.5cm 棗 香合 茶碗 茶道具 京焼 T。【扇屋】平安 高野昭阿弥 作「茄子 蓋置」共箱 高さ 約5.5cm 幅 約6cm 色絵 茶道具 京焼。
自筆上部の「人非木石皆有情」人木石に非ざれば皆情あり「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。茶道具 古物品 茶入 文琳 平安喜山。:古都京都】「二月堂机EE-366」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。夕霧の巻の原詩は「木石」であり、夕霧の巻は「岩木」であるが、古来「白氏文集」に由来されているとされる。【逢絢亭・新品】茶道具 七事式道具 聞香炉 楽焼 青楽 雷門 表千家流好み 松楽窯 紙箱入り。【扇屋】平安 平井覚山 造「水次」共箱 高さ 約16.5cm 幅 約25cm×約15cm 色絵 金彩 七宝 松竹梅文 水注 茶道具 京焼。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
「夕霧」の巻は英文で「Evening Mist」と表記されます。[ギャラ藤]中村陶彩 造/仁清写菖蒲絵水指/共箱/D-146 (検索)骨董/水差/水器/水注/茶釜/茶碗/皆具。【逢絢亭・新品】茶道具 蓋置 楽焼 柳に燕の図 楽入窯 紙箱入り。夕霧の原文に引用されている。茶道具 青交趾 蓮 蓋置 中村 翠嵐 作 茶道 t 46313661。【G1911】煎茶道具 三代 三浦竹泉 平安竹泉 青華 染付 七宝文 煎茶碗 六客揃い 茶杯 茗碗 共箱 共布。)
「自筆原本」
自筆右下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。茶道具 文箱 香合 保庭 楽入 作 杉箱入り 茶道 t 9304671。茶道具 麦藁手 輪花口 火入 加藤 日出 造 火入れ 茶道 t hiire-026。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。【扇屋】清栄寺窯 造「色絵ぼんぼり 蓋置」共箱 高さ 約5.5cm 幅 約5cm 香合 茶碗 茶道具 京焼 蓋。茶入れ■古い大海茶入 黒釉 江戸期 糸切り高台 茶壷 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。h3G015Z1 煎茶道具 染付 煎茶碗 寿山 山水詩文 5客 胴紐文 6客 計11客。茶道具 京焼洛東 桶谷定一作 鶴首茶入 美品!!。》
《ふることなと、もの》・・・・思はしけにか(書)きみた(亂)り給へる、
御手なとも、見所あり。桶谷定一 造 茄子茶入 共箱 煎茶道具 茶道具 陶器 焼物。【扇屋】中村翠嵐「紫交趾 突羽根 蓋置」共箱 高さ 約4cm 幅 約7cm 棗 香合 茶碗 杓立 建水 水指 茶道具 交趾焼 t。
「あやしや。「狸庵RS」 京焼 戎 様 萬古焼 大黒 様 人形☆/ えびす さん 大黒 さん ☆本物保障☆。茶道具 蓋置 色絵 蛍、京都 高野昭阿弥作 共箱■新品■。
六條院にも、きこしめして、いと、おとなしう、よろつを思ひしつめ、
人の、そしり所なく、めやすくて過くし給ふを、おもとしう、
わかいにしへ、少しあされはみ、あとなる名をとり給うし面おこしに、
うれしうおほしわたるを、「いとほしう、
いつかたにも、・・・・《心くるしきことのあるへきこと(事)》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。【送料無料】時代物 古茶入れ 仕覆付 棗 茶壺 煎茶道具 古美術 古陶磁工芸 茶道具 ウブ品 入手困難 骨董 (茶道先生所蔵品出し) WWTT047。《美品》茶道具 一式揃え<抹茶碗・水差し・茶筅等 13種>茶箱 231212。
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
《夕霧、月明かりの下で恋する女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)とご対面》
《夕霧、女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)に後朝(きぬぎぬ)のお手紙を書き送る》
《夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の手紙の往復》
《源氏の君、夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の噂を耳にする》
《宮(女二の宮・朱雀天皇の皇女)がとりとめもなくお書きになっているのを、続けてごらんになると、
(女二の宮・朱雀天皇の皇女)「朝に晩に声をたてて泣いているこの小野山では、
とめどもない私の涙が音無の滝となるのでしょうか」
とでも読み取ることができようか。茶道具 備前胡麻釉 建水 木村 陶峰 造 茶道 t ms22-0004。【土田友湖】 鞠松紹巴 タトウ紙 化粧箱 ピンク 桃色 古帛紗 千家十職 袋師 ふくさ 袱紗 服紗。
(夕霧)「これまで他人のこととしてなら、このような色恋沙汰に熱中しているのなど、
見聞きしていてじれったく、正気の沙汰ではないと思ったものだが、さて自身のことになってみると、
なるほどがまんしにくいことであった。茶道具 内海 茶入 万代 草山 作 仕服 渡裂段唐草文 桐箱入り 茶道 t 9304834。【扇屋】十四代 朝日豊斎「燔師印花紋」共箱 高さ 約5cm 幅 約6cm 釜 柄杓 棗 香合 茶碗 茶道具 茶器 遠州七窯 朝日焼 T。
なぜこうまで苦しく思い焦(こが)れなければならないのか」
とお思い返しになるけれど、大将(夕霧)は、どうすることもできない。【扇屋】竜谷窯 宮川香雲 茶入 共箱 仕覆 高さ 約7.5cm 幅 約6.5cm 棗 香合 茶碗 茶器 茶壷 薄茶器 茶道具。【レア・美品・共箱あり】音羽造 『夏月』 金彩 棗 薄茶器 茶道具 清水焼 京焼 骨董品 アンティーク 草花 古美術 茶入れ 茶筒。
ご自分が昔まだ若くいらっしゃった時分に、いささか色恋事の度が過ぎて浮名をお流しになったことの
不面目の償いにもなると、ずっとうれしく思ってこられたのに、
(源氏の君)「かわいそうに、どちらの方々(女二の宮と雲居雁)にとっても・・・・《おかわいそうなことになろう。肩衝茶入 平安喜山造 共箱 仕覆 茶道具 煎茶道具。【扇屋】前田宝泉造「金地金襴手松唐草 茶器」共箱 高さ 約6.5cm 幅 約6.5cm 茶道具 京焼 安徳窯 前田保則 tn-3。
備考2・落葉の宮は、朱雀帝と一条御息所の皇女で、柏木の正室。茶道具 大名物 白玉文琳写 茶入 笹田 仁史 作 仕服 正法寺緞子 桐箱入り 茶道 t 46321397。平安 井上春峰(造)京焼 染付祥瑞山水人物文水注 共蓋 共箱 茶道具 煎茶道具 陶磁器 古陶磁器 現代工芸 美品 a0060。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。【扇屋】平安 永泉「浅黄交趾 荒磯 蓋置」共箱 高さ 約6cm 幅 約6cm 交趾焼 茶道具。【扇屋】五代 三浦竹泉造「染付左万字ツナギ 蓋置」共箱 幅 約6.5cm 高さ 約5cm 棗 香合 茶碗 茶道具。
《Evening Mist (夕霧)》
He had always thought that there was something wrong with a man
who could lose his senses over a woman, and here he was doing it himself.
How strange it was, and how extremely painful.
He tried to shake himself back into sanity, but without success.
Genji learned of the affair.
The calm, sober Yugiri, about whom there had never been a whisper of scandal,
an edifying contrast with the Genji of the days when he had
seemed rather too susceptible―here Yugiri was making two women unhappy.
And he was Tono Chujo's son-in-law and nephew,
certainly no stranger to the family.
But Yugiri must know what he was doing.
No doubt it had all been fated, and Genji was in no position to offer advice.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
怪哉,何如此心?”他想回心意,然而力不从心。∈名工館∋【送込! 乾山 鉢】山澤 松篁 茶道具 菓子器 菓子鉢 盛鉢 共箱 無傷 真作保障 8 d158。
六条院源氏也知此事。他想:“夕霧人老成持重,
凡事着付,从不受人,
一向平安度日,我做父的也得面目光彩。【扇屋】橋本城岳「色絵高台寺文 水次」共箱 高さ 約15cm 幅 約28.5cm×約16cm 菊桐文 金彩 水注 水指 茶道具 京焼 鳴滝窯。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」夕霧の巻の末尾(原本番号73-A)の押印。
左端の2つの印が仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。茶道具 蓮絵 蓋置 通次 阿山 作 茶道 t 9304738。冬姫は内大臣・通誠の養女。
冬姫は通称。【茶道具】京焼 洛東 桶谷定一 肩衝茶入 仕覆添 桐共箱 濃茶器 保証品。正式な名は伊達貞子。左端の写真は「夕霧の巻」末尾の拡大写真。【扇屋】山本一如「浅黄交趾 水玉透 蓋置」共箱 幅 約5.5cm 高さ 約5.5cm 交趾焼 茶道具 師 中村翠嵐。
左上は、「人非木石皆有情」の印。左下は仙台藩の家紋印
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。【扇屋】平安 万代喜山 造「肩衛茶入」共箱 高さ 約9.5cm 幅 約6cm 棗 香合 茶碗 茶道具。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(夕霧の巻)MRI 39―46B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「夕霧の巻」主人公・夕霧の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる夕霧。☆ 煎茶道具 南画家 習軒流煎茶家 初代 坂田習軒 飴坊之図 扇面 肉筆 (箱無し)扇子 肉筆。
病床の柏木を見舞う夕霧。左が柏木、右が夕霧。【MG敬】植葉香澄 作『槍梅鳥文蓋器 振出』共箱付 u17。
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)の漢詩文の落款が押捺されている。茶道具 京焼 平安喜山作 肩衝茶入 美品!!。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。【和】(8625) 作家物 中里重利作 絵唐津徳利 清水公照絵付 共箱有。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。茶道具 抹茶茶碗 油滴 天目茶碗 桶谷 定一 造 仕服:草花唐草緞子 茶道 t 9304780。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。古萬古焼 抹茶茶碗 箱付 金継ぎ 三島手。茶道具 膳所 色絵 笹絵 口四方 火入 陽炎園 造 火入れ 茶道 t hiire-003。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。B16563 香合5 蓋置3 棗1 計9点セット:真作。【涼風庵】十四代楽吉左衛門(覚入) 作 杵形 蓋置 きね形 共箱。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。【空山 竹亭影】 木彫扇看板 東久世通禧 明治時代 M0905K。茶道具 茶壷 洛東 京焼 飾網紐付 共箱 万代 草山造。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。【売切り屋】茶入 一入 四代楽吉左衛門 表千家第六代家元 覚々斎花押 仕覆 二重箱付 茶道具。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【美品】 佐々木虚室 帰来窯 緑釉 菓子器 在銘 虚室 共箱 桐四方桟 共布 由来書 茶道具。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。:引き取り限定【古都京都】「蒔絵と象嵌火鉢E-93」家具・民具・調度品.蒔絵・置物・時代箪笥〝家〟。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。茶道具 染付 詩箋 火入 須田 菁華 造 火入れ 茶道 t hiire-007 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。茶道具 仁清写 筍 香合 清閑寺 杉田 祥平 作 茶道 t 9304718。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。茶道具 高取 文琳 茶入 替仕服付 仕服:大内間道/逢坂金襴 高取 八山 作 茶道 16-3101。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。聞香炉 青磁 八卦 横山 瑞祥 造 香道 火入れ 茶道 紙箱入り t tz21-004。母は後水尾天皇皇女女二宮。実母は近衛家女房(瑤林院)。茶道具 菓子器 高取 七宝透 鉢十五代 亀井 味楽(正久) 造 茶道 t 9304916。幼名は多治丸。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。茶道具 仁清写 俵 香合 久世 久宝 作 桐箱入り 茶道 t 9304696。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。F321 野々田 電気 風炉 81-18950 茶道具 直接取引可 石狩市。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。茶道具 真塗 土風炉 眉風炉 月松斎 作 (3) 茶道 10-6114。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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