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特別オファー 西村徳泉 呉州 徳泉 平安 二代目? 蓮 追慕 しおり 共布 共箱 美品 稀品 辻本豊三郎 福助足袋 昭和7年 染付 呉須 京焼 香合 周茂叔 倣古呉洲 香炉、香合
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西村徳泉の呉須周茂叔香合です。福助足袋の初代社長 辻本豊三郎氏が、創業者である先代の追善の為に特注したと考えられる品です。関連の資料一式が揃っている稀有な例で、とても貴重な一品だと考えます。諸情報や推測を 以下にまとめます。
(構成)
・ 本体……美品 四方入角 呉須絵。“周茂叔”の絵柄 欄干にもたれる人物と水面の蓮 周囲に宝尽し文で古品通りの構成。底に小判形“徳泉”小印。概寸w 5.3cm×d 5.3cm×h 3.9cmほど。
・ 共箱……美品 桐材。蓋表に“倣古呉洲周茂叔香盒” 、蓋裏に“平安 徳泉”の墨書と小角朱印。
・ 共布……ピンクの荒目布地 隅に蓋裏と同じ朱印。ピンク色は 正しくは“薄くれない”かも。“かりそめ”を象徴する色らしく 古い陶磁器にはよく添えられている。
・ しおり……香合製作に至る次第を記した“口上書” “趣意書”。全体に虫喰いが多いが、奇跡的に主要な文字は残り 判読は容易。昭和7年5月付 施主は辻本豊三郎。短い文章の中に“題材の由来” と “故人に対する惻々たる追慕の思い” が凝縮されている。豊三郎氏は詩文の才にも秀でていたらしい。
(人物)
・ 辻本豊三郎……日本中に “福助の足袋” を広めた巨人。初代社長。会社の前身 “丸福” の創業者 辻本福松氏(明治42年没)の女婿。
・ 西村徳泉家の代々……ご当代までで 五代の世を襲ねて居られるが、昭和7年作ゆえ 昭和3年生まれの三代目以降はここでは割愛。検索によると “初代” は幕末の名工から陶芸の指導を受けたのだそうで、明治初期には既に“修行”が可能な年齢だった事が分かる。それだけに 昭和7年まで健在だったかは疑問が残る。一方 三代目と四代目は “二代目” の子息だそうで、昭和3年と昭和12年誕生の子供の父親ならば 明治30年前後の生まれが想像される。勘定を試みると昭和7年で37才くらい。大家の特注品を按配するには絶好の歳ばえ。
(推測)
・ 添付の口上書に “故人先考の追善法要” の文字。この香合が 偉大な先人の仏式法要の際の配り物であった事が分かる。
・ 誰の法要かの明記はない。特注品 別誂の香合まで付しての大法要とあれば 相応の人物に違いない。昭和7年は 岳父福松氏没後 23年目にあたる。
・ これが法要の仏事の際の配り物なのか、又は別の折り(例えば追善の茶会など)の品なのかも不明。後者のケースの方が自然な様にも思われる。
・ 配布の範囲は不明ながら、制作は相応の数にのぼるものと考えられる。ただ受取側がお素人衆の場合 保管の具合は心許なく、現存する完品は少ないのではないか と想像される。
・ 香合の作者は 上記の事情から 二代目徳泉氏だと推測される。明治30年頃のお生まれだろうか。共箱の墨書に “倣” とある。これは他の明治生まれの作家達も 律儀に書かれていた文字。署名は “徳” の字が草書体。当オクで良く目にする三代目の縦長のペン字風な楷書とは対照的。当オク出品の中に 今でも時おり混在している文字なので、現代と断絶している訳ではない事が窺える。
以上、当品の諸記載とネット検索を元に 勝手な推測を試みました。お詳しい方には 写真などを元に更なる判断をお願いしたいと思います。
“福助足袋” と言えば、圧倒的な経営戦略で日本中を席捲した 誰もが知る大企業です。同社のあゆみは 近代日本の産業の典型例と言って良いと思われます。その大きな流れの中で この香合は “昭和7年” という時間を切り取ったタイムカプセルの様に感じられ なんとも興味深いです。
約90年の歳月を 全き姿のままで伝世されてきた事は“奇跡”だと感じます。本体のみならず 関連の資料も大方揃っている点で、とても条件の良いセットだと考えます。“辻本福松氏” “辻本豊三郎氏” などの歴史的な名前も含めて 昭和初期の貴重なポートレートに違いなく、正に “稀品” と言えましょう。
コレクションとしては勿論のこと、歴史性も含めて 同席の皆様との話題の一つとしても 絶好だと考えられます。
かんたん決済 支払い方法はかんたん決済のみです。 かんたん決済の期限内(落札後5日以内)に決済可能な方のみご入札ください(領収書はお出ししていません)。
レターパック 520円
ゆうパック 60サイズ 持込料金 (運賃180円引 局営業日の発送です) 60 80サイズは持込発送です。
陶磁器については、本人作と窯・工房作とがありますが判断が難しく、箱書やシオリに明記がある場合以外は、タイトル欄には便宜的に本人名を記しております。入札の際は、記述の他に、箱書、作風、サイン等を元に大様のご判断をお願いいたします。飽くまで個人所有の品のお取引で、個人同士のお付き合いですので、専門店並の品質や知識や対応をお求めの方は入札をお控えください。