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2024年のクリスマスの特別な衣装 夕霧、一条の女二の宮（朱雀天皇の皇女・柏木の正室）の母君と柏木のことを語り合う「源氏物語」柏木の巻・大炊御門宗氏・自筆/茶道33B 茶碗の詳細情報
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「柏木の巻」の主人公「柏木」は、国宝「源氏物語絵巻」の中に柏木を見舞う夕霧として描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。
関白・近衛基熙（このえ もとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。（資料の記録は下記に掲示）
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」の自筆です。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。柏木の巻には、源氏の君の正室で朱雀天皇の皇女・女三の宮が「薫の君」を出産したことが主要なテーマ。しかし、柏木と女三の宮は暗然たる思いをかみしめている。柏木な複雑な思いをかみしめながら体調をそこねている。病の床にあった柏木の元を友人の夕霧が見舞いに訪ね女三の宮との逢瀬の秘密をそれとなく話す。柏木のなきあと、初夏に入ってまもなく夕霧は、柏木の正室・女二の宮を訪ねる。
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）」と娘・幾千姫（玉映）の落款（印譜）
自筆上部の「在天願作比翼鳥」（天に在りて願わくは比翼の鳥とならん）「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節で、白楽天の連理の詩で有名です。「葉守の神」とは柏木に宿る神。「葉守の神」といえば落葉を防ぐ神である。柏木は自分の死後の女二の宮の行く末を友人の夕霧に託した。「在天願作比翼鳥」は、白楽天の連理の詩で有名であり、夕霧と女二の宮が天にあって連理の比翼の鳥として末長くはばたいてほしいという意味が落款に込められている。）
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」柏木（かしわぎ）の巻》
「柏木」の巻は英文で「The Oak Tree」と表記されます。この漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。）
「自筆原本」
自筆右下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。この漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。
《「源氏物語」柏木（かしわぎ）の巻》
《「在天願作比翼鳥」（天に在りて願わくは比翼の鳥とならん）「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。》
《はしめつ》・・・かたより、をさをさ、うけひき
聞えさりし御事を、おとゝの御心むけも心くるしう、院にも、
よろしきやうに、おほし許いたる御氣色なとの侍りしかは、
「更に、身つからの心おきて、およはぬなりけり」と、
思ひ給へなしてなん、見たてまつりつるを。それは、かやうにしも、思ひ寄り侍らさりきかし。
（２）・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。
あなた様（夕霧）は督の君（柏木）とお親しい御間柄でいらっしゃいましたから、
しぜんとお聞き及びになったこともございましたでしょう。
ですが、督の君（柏木）の父・大臣のご所望(しょもう)の向きをお断り申すのもおいたわしく、
院（朱雀院・女二の宮の父）にもほどほどのご縁とおぼしめされて
ご承諾になられるご意向などがございましたので、それでは自分の考えがいたらなかったのだと
思い直すことにいたしまして、あのお方をお迎え申したのです。
それにつけても、やはりほんとに悔まれまして。
いったい皇女方というものは、よほどのことでなければ、よかれあしかれ、
このようにご縁づきになることは・・・・・《にお残しになったごお言葉が身にしみるようです。「尼姿」は、僧の薄墨の衣装をまとっているという意味。その秘密が源氏の君の知るところとなり苦悩する柏木と女三の宮を記す。柏木は生前、友人の夕霧に女二の宮（落葉の宮）の行く末を遺言として託す。
（２）・自筆の「英訳文」は次の通りです。
《柏木》
《是他的知心好友，》・・・・・自然知道他的事情：
我在当初就不成婚事，只因前太政大臣嘱望殷勤，
未便辜。
知成了南柯一梦！如今回想起来，我当既有此心，
何不持到底？思之不悔恨。
中国訳文の出典：『源氏物語（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）
「柏木の巻」原本の末尾（原本番号41-B）の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印
左の写真2枚が「源氏物語」柏木の巻の末尾（原本番号41-B）右面と左面の押印。冬姫は内大臣・通誠の養女。正式な名は伊達貞子。
左上の篆書体は、「在天願作比翼鳥」（天に在りて願わくは比翼の鳥とならん）の押印。表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）
（奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。
（Ⅰ）・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料 別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」（平凡社・刊）７８頁。中央の写真は、応永五年（1398）の年号。左の写真は、桐壺の巻の奥付。上下２段の花押のうち、上の印は。
病床の柏木を見舞う夕霧。
「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を書いてある。
漢詩文 「在天願作比翼鳥」（天に在りて願わくは比翼の鳥とならん）「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。
源氏物語「柏木」原本の17－Aの原本に記されております。この原詩の言葉の引用は、「柏木の巻」に用いられていることで広くしられている。
漢詩の落款の意味 原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。 特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。
自筆の希少価値について 自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。撮影後、展示のために再表装をしております。
断層(MRI)写真 従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。額縁の大きさは タテ３７．０センチ ヨコ２８．０センチです。
「源氏物語」の自筆について １・筆跡の分析について
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。
２・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」であることが判明した。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。母は後水尾天皇皇女女二宮。幼名は多治丸。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
HP 近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。【銀閣】茶道具 古瀬戸 御深井 茶碗 旧家蔵出(AZ941)。 閉じる
「柏木の巻」の主人公「柏木」は、国宝「源氏物語絵巻」の中に柏木を見舞う夕霧として描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。
関白・近衛基熙（このえ もとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。（資料の記録は下記に掲示）
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」の自筆です。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。柏木の巻には、源氏の君の正室で朱雀天皇の皇女・女三の宮が「薫の君」を出産したことが主要なテーマ。しかし、柏木と女三の宮は暗然たる思いをかみしめている。柏木な複雑な思いをかみしめながら体調をそこねている。病の床にあった柏木の元を友人の夕霧が見舞いに訪ね女三の宮との逢瀬の秘密をそれとなく話す。柏木のなきあと、初夏に入ってまもなく夕霧は、柏木の正室・女二の宮を訪ねる。
自筆上部の「在天願作比翼鳥」（天に在りて願わくは比翼の鳥とならん）「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節で、白楽天の連理の詩で有名です。「葉守の神」とは柏木に宿る神。「葉守の神」といえば落葉を防ぐ神である。柏木は自分の死後の女二の宮の行く末を友人の夕霧に託した。「在天願作比翼鳥」は、白楽天の連理の詩で有名であり、夕霧と女二の宮が天にあって連理の比翼の鳥として末長くはばたいてほしいという意味が落款に込められている。）
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」柏木（かしわぎ）の巻》
「柏木」の巻は英文で「The Oak Tree」と表記されます。この漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。）
「自筆原本」
自筆右下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。この漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。
《「源氏物語」柏木（かしわぎ）の巻》
《「在天願作比翼鳥」（天に在りて願わくは比翼の鳥とならん）「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。》
《はしめつ》・・・かたより、をさをさ、うけひき
聞えさりし御事を、おとゝの御心むけも心くるしう、院にも、
よろしきやうに、おほし許いたる御氣色なとの侍りしかは、
「更に、身つからの心おきて、およはぬなりけり」と、
思ひ給へなしてなん、見たてまつりつるを。それは、かやうにしも、思ひ寄り侍らさりきかし。
あなた様（夕霧）は督の君（柏木）とお親しい御間柄でいらっしゃいましたから、
しぜんとお聞き及びになったこともございましたでしょう。
ですが、督の君（柏木）の父・大臣のご所望(しょもう)の向きをお断り申すのもおいたわしく、
院（朱雀院・女二の宮の父）にもほどほどのご縁とおぼしめされて
ご承諾になられるご意向などがございましたので、それでは自分の考えがいたらなかったのだと
思い直すことにいたしまして、あのお方をお迎え申したのです。
それにつけても、やはりほんとに悔まれまして。
いったい皇女方というものは、よほどのことでなければ、よかれあしかれ、
このようにご縁づきになることは・・・・・《にお残しになったごお言葉が身にしみるようです。「尼姿」は、僧の薄墨の衣装をまとっているという意味。その秘密が源氏の君の知るところとなり苦悩する柏木と女三の宮を記す。柏木は生前、友人の夕霧に女二の宮（落葉の宮）の行く末を遺言として託す。
《柏木》
《是他的知心好友，》・・・・・自然知道他的事情：
我在当初就不成婚事，只因前太政大臣嘱望殷勤，
未便辜。
知成了南柯一梦！如今回想起来，我当既有此心，
何不持到底？思之不悔恨。
中国訳文の出典：『源氏物語（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）
左の写真2枚が「源氏物語」柏木の巻の末尾（原本番号41-B）右面と左面の押印。冬姫は内大臣・通誠の養女。正式な名は伊達貞子。
左上の篆書体は、「在天願作比翼鳥」（天に在りて願わくは比翼の鳥とならん）の押印。表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）
（奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。
病床の柏木を見舞う夕霧。
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を書いてある。
源氏物語「柏木」原本の17－Aの原本に記されております。この原詩の言葉の引用は、「柏木の巻」に用いられていることで広くしられている。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。撮影後、展示のために再表装をしております。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。
２・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」であることが判明した。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。母は後水尾天皇皇女女二宮。幼名は多治丸。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
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閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
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閉じる女三の宮の降嫁、復元模型
閉じる左が冷泉天皇、右が源氏の君の模型
閉じる左が柏木、右が夕霧（国宝・源氏物語絵巻）
閉じる下は女二の宮、上は二の宮の母君
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カスタマーレビュー
オススメ度 4.7点
現在、4907件のレビューが投稿されています。
自筆「源氏物語」の「柏木（かしわぎ）」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。【八八八】樋口統三 志野茶碗 ◆共箱 茶道具 抹茶碗 【b-232】。【NHK大河ドラマ】大坂冬の陣・徳川家康・軍令を発し出陣命令・出雲松江藩主・松平治郷（不昧公）の娘・松平玉映・自筆「日本外史」茶道4A。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。C8512 特別出品 青木木米作品集掲載作品 瀬戸黒茶碗／本付 本物保証 美品NG！h。骨董ヤマムラ★瀬戸★加藤陶々作★旅茶碗★仕服有★黒釉★すり鉢型★。現在の今上天皇と系譜がつながっている。【閑】日月窯 谷口明一作 黒瀬戸茶碗 流れ釉 共箱 / 茶事 茶道具 B1228■。【骨董・茶道具】★古い 瀬戸焼 古瀬戸★★瀬戸沓茶碗 eh063xb. 天目。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。茶碗■古瀬戸 献上手 鉄釉茶碗 与喜トス 向月庵(江戸期)古いお茶道具 古美術 時代物 骨董品 希少■。【骨董・茶道具】★古い 瀬戸焼 古瀬戸★★褐釉茶碗 cm017wb.8.。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。■瀬戸拳骨茶碗・江戸後期■検）お茶道具古瀬戸。【八八八】瀬戸 深川堂 泰山 染付 渡し舟 茶碗 ◆共箱 茶道具 抹茶碗 【c-232】。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。瀬戸唐津菓子鉢 加藤作助作304ujac。123 長谷元窯 加藤六兵衛 御題歌茶碗 茶道具 抹茶碗 12×12×7cm 茶器。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。4420 加藤清三 常滑名工 井上楊南 合作 不明 志野 茶道具 抹茶茶碗 茶碗 箱書在 共箱。柴山利彌(笑庵) 作 瀬戸黒茶碗 共箱 茶道具 保証品10908PA。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。【名人作】天目茶碗 茶道具 抹茶茶碗 在銘 桐箱付き。茶道具茶碗 鈴木八郎 お題歌茶碗。従って、応永五年とは、書き始めの年である。B 黒釉天目茶碗 遺跡発掘品 古瀬戸 陶器 焼き物。K0584 明治時代 瀬戸 鉄絵 花七宝文 茶碗 骨董 古美術。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。5362 収集家蔵出 新品未使用 水野達三 粉引 茶道具 抹茶碗 共箱 栞付 （師 父 水野双鶴 ) 茶道具。茶道具 古瀬戸窯 加藤作助造 抹茶椀 陶器 中古品。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門（おおいみかど）」を称する。☆ 現代陶芸家 相場るい児 出目金急須 （共箱）現代美術 人気作家 現代アート 煎茶道具。【閑】古瀬戸 瀬戸茶碗 流れ釉 箱付 / 茶事 茶道具 ☆時代物☆ 3B0204■。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。加藤春逸 か ★ 染付宝珠龍紋茶碗 ★ 木箱 ★ 検 加藤舜陶 安南 デルフト。茶碗■鈴木志朗 瀬戸 日府展入選 共箱 飴釉 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。★【家紋入り 茶碗 茶道具】瀬戸焼 赤津焼 唐三郎窯 29世 加藤唐三郎 陶泉 黄瀬戸 花菱紋 抹茶茶碗★共箱 共布。茶碗 山口錠鐵 錠鉄 鼠志野 約12.5cm×8.3cm。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。抹茶椀 益子焼 瀬戸焼 陶器 陶芸 茶碗 茶道具 食器 インテリア コレクション。期間限定！◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 茶碗 / 織部平茶碗 山口錠鉄 赤津焼 / 共箱【骨董・美品】。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 茶碗 / 島茶碗 紅安南 宝舟 加藤偉三 桃山子 瀬戸焼 / 仕覆 共箱【骨董・美品】。期間限定！◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 茶碗 / 黒織部 加藤隆倫 加実窯 瀬戸焼 / 共箱【骨董・美品】。
出品した「源氏物語」は柏木（かしわぎ）の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。【風流庵】 『瀬戸焼』 赤津窯 山口茂作 ★ 志野 平茶碗 桐共箱。茶道具！ 加藤正博 ☆あじさい平茶碗☆ 新品 抹茶 茶碗 ギフト。薫の君の出産後、盛大な誕生を祝う産養（うぶやしない）の宮中行事が続く。■『瀬戸唐津茶碗』日月窯 谷口明一 造■検）瀬戸の名工お茶道具共箱。5424 蒐集家出品 景陶 長谷元窯 茶碗 廿六世 景陶 志 花 赤津焼 共箱。女三の宮の生んだ「薫の君」が源氏の君の子ではなく、柏木との間に生まれた子供であるという秘密をかかえこんでいた。… 美夜之窯 秀 灰釉 茶碗 … 加藤元男瀬戸焼陶磁器。E217●陶玉園・加藤五助 製【染付人物煎茶碗】5客セット 瀬戸焼 茶器 茶具 煎茶道具 茶道具 在銘 共箱 総重：約230g 現状品。女三の宮も生まれた子供のことを思い出家をしてします。◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 茶碗 / 安南茶碗 不老園 飽津窯 / 共箱【骨董・美品】。加藤六美 ★ 貫入青磁茶碗 ★ 共箱 ★ 茶道具 ★ 数寄者の茶道具 ★ 検 井戸茶碗 ★。重体に陥った柏木は、正室・女二の宮（朱雀天皇の皇女）の悲運を思い将来の後事を託す。人間国宝 鈴木蔵 瀬戸茶碗 穏やかな景色 r500。茶道具茶碗 お題「水」水野双鶴作。女二の宮付女房たちが、夕霧の凛々しさを見て、女二の宮との結婚を期待する。【八八八】臼井和成 古瀬戸 茶碗 ◆共箱 栞 茶道具 抹茶碗 【c-219】。酒井三良 絵付 犬山焼 柿絵 茶碗 （ 三代 尾関作十郎 中谷智子 識箱 ）。漢詩の由来は、「ことならば、ならしの枝にならさなむ葉守の神のゆるしありきと」との柏木の中の一文にあります。茶道具！ 加藤六兵衛 ☆鉄赤抹茶碗☆ 新品 抹茶 茶碗 赤津焼 ギフト。桃山時代 古瀬戸 鉄釉肩衝茶入 仕覆 茶道具 利休好み虫喰い蓋 検 裏千家表千家。「葉守の神のゆるし」とは柏木のゆるしの意味上の句の「ならしの枝」（なれ親しむ枝）つまり連理の枝となってほしいという和歌です。☆∽和楽堂☆加藤新兵衛/作*瀬戸茶碗*瀬戸六作.織田信長.選出の窯印拝領の瀬戸名工六人*現代の人間国宝*胴に釉薬剥がれ.保管箱∽☆。賓泉窯 干支 御題時 茶碗 共布 共箱 西と。葉守の神は落葉の宮と称された女二の宮を守る夕霧ということになる。真贋保証★正当な瀬戸祖母懐押印の茶碗・菊の御紋・江戸後期・合箱☆拡大画像満載★/。十二代楽吉左衛門(弘入)造 赤茶碗 即中斎書付 茶道具 保証品 共箱 古備前 茶道具 共袋 古裂 茶碗 千家十職 樂家。今度は夕霧が葉守を守る神になるという意味です。21481/○鈴木八郎 瀬戸焼 太子窯 粉吹手 茶碗 共箱 共布 抹茶碗 茶道具。瀬戸 茶碗 鵬雲斎 銘 閑雲 名工 初代 加藤春鼎（しゅんてい）。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。B20563 古瀬戸茶碗 野田東山 立花大亀箱書 銘 瑞雲 363ｇ。時代 瀬戸焼 抹茶茶碗 井口海仙 書付 銘 唐人笛 茶道具 古瀬戸。
《自筆上部の「在天願作比翼鳥」（天に在りて願わくは比翼の鳥とならん）「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。瀬戸 飴釉茶碗 箱付き。山口錠鉄「絵瀬戸 茶碗」 茶道具 抹茶碗 瀬戸 赤津 押印 共箱 y92271254。》
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。亀井勝 ★ 瀬戸伊羅保釉茶碗 ★ 共箱共布栞 ★ 茶道具 ★ 検 オブジェ陶。織部 抹茶碗 松本鐵山 昭和６１年 作 【直径12㌢高さ8.5㌢重さ280㌘】共箱 栞有り。
自筆上部の「在天願作比翼鳥」（天に在りて願わくは比翼の鳥とならん）「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。茶道具！ 野田東山 ☆瀬戸伊賀抹茶碗☆ 新品 抹茶 茶碗 ギフト。◎送料無料◎蔵くら◎ 古瀬戸 茶碗 修理あり 発掘品 ◎ 230425 Ｍ Ｔ１５ 骨董 古玩 中国 レトロ アンティーク。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。志野茶碗 初代加藤春鼎 作 N.o75。茶道具！ 中島卓 ☆黒楽抹茶碗☆ 新品 抹茶 茶碗 瀬戸焼 楽焼ギフト。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。茶道具！ 中島卓 ☆黒楽朱抹茶碗☆ 新品 抹茶 茶碗 瀬戸焼 楽焼ギフト。旧家蔵 佐々木松楽造 黒楽茶碗 銘:無事 前大徳高橋悦道書付 共箱,しおり付 侘び茶 千利休 未使用新品 名物 納釜の席,茶道,華道,和室に!。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。瀬戸 染付茶碗 加藤民吉 図鑑同手 江戸後期（ やきもの真贋鑑定 ）。十一代坂高麗左衛門 茶碗 温かみのある作品 s562。かく、夢のやうなることを
見給ふるに、おもひ給へ合はすれは、はかなき身つからの心の程なん、
「おなしうは、強うもあらかひ聞えましを」と、おもほえ侍るに、
なほ、いとくやしう。時代 祖母壊茶碗「小舟」裏千家十四代淡々斎花押の名品ｋ185。加藤五山 ★ 真珠釉 煎茶碗 5客 ★ 共箱 共布 栞 ★ 結晶が美しい逸品 ★ 煎茶道具 ★ 竹霞庵 ★。
「御子たちは、おほろけの事ならて、あしくもよくも、
かやうに世つき給ふ事は、心に・・・・《くからぬことなり》
（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。古い茶碗 検索用語→A茶道具瀬戸美濃。★※★※古瀬戸 飴釉茶碗★※★※。
《「源氏物語」柏木（かしわぎ）の巻》
《夕霧、一条の女二の宮（朱雀天皇の皇女・柏木の正室）の母君と柏木のことを語り合う》
《（女二の宮の母）「すっかり思いつめていらっしゃる
宮（女二の宮・朱雀天皇の皇女・柏木の正室）のご様子が、
ほんとに不幸なくらいでございまして、すぐにもあのお方の跡をお慕いになるのではないかに
見受けられますので、何かにつけて情けない思いばかりをしてまいりましたこの身が、
今まで生き長らえておりまして、こうしてあれこれとはかない世の末の有様を見て
過さなければならないのだろうかと、ほんとに気持も落ち着かないのでございます。加藤春二 「柳 汲出」 柳文 汲出茶碗 ５客揃 共箱 茶道具 県無形文化財保持者 b-Bc2428。黒楽 茶碗 富士山 書付 共箱 楽（樂焼 楽焼 黒楽 楽茶碗 茶碗 千家十職 樂家） 美品 箱 茶道具。
私ははじめから督の君（柏木）との》・・・・このご縁組は、あまり賛成申しあげなかったのです。10859/○銀座陶雅堂 瀬戸焼 三十世加藤唐三郎 三島写茶碗 共箱 抹茶碗 茶道具。【逢絢亭・新品】茶道具 茶碗 瀬戸焼 瀬戸織部 銘「吉祥」 宝船の図 福本積応書付 初見裕 共箱入り。
ですが、このように夢のように悲しいことを目(ま)のあたりにいたしまして考え合せてみますと、
こんなことになるくらいなら、強く反対して、この私の存じよりのほどを
申しあげればよかったものをと思います。高麗茶碗 井戸茶碗 ソバ茶碗 官休庵箱書 共袋 共箱 古裂 茶碗 千家十職 茶道具。加藤春暁 刷毛目 茶碗 （ 春日窯 ）。
それにいたしましても、このようなことになろうとは、思いもよらないことでございました。旧家蔵 瀬戸黒茶碗「小原木」写 多治見 青山礼三作 侘び茶 千利休愛玩の品 未使用新品ヴィンテージ 共箱,しおり付 名物 茶道,華道,和室に!。加藤作助作 瀬戸焼 掛け分け 片口鉢 西と。
つらい思いのなかにも、うれしいことはあるものでございました」》
注記・女三の宮は、出家しているが髪は剃らず、長い元のままである。【八八八】水野双鶴 御題 織部 車 茶碗 ◆共箱 共布 栞 茶道具 抹茶碗 【x-041】。茶碗 瀬戸黒 加藤作助 約10.8cm×8cm。
備考1・源氏の君の正室・女三の宮（朱雀帝の皇女）の生んだ「薫の君」は源氏の君の子ではなく、柏木との間に生まれた子供。【限定品】! 古瀬戸 黒塗り茶碗口径 11cm 0418。愛知瀬戸 水野双鶴作 紅粉引湯呑 共箱 西とA。
備考2・女二の宮は、朱雀帝と一条御息所の皇女で、柏木の正室。◎送料無料◎蔵くら◎ 江戸時代 天目 茶碗 発掘品 骨董品 出土品 ◎ 230105 Ｍ Ｔ１２ 骨董 古玩 中国 レトロ アンティーク。美品 拝土窯 水野陶和 茶道具 茶碗 志野茶碗 抹茶茶碗 送料1200 管理番号0224001。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。【赤津焼/中島春草】黒織部茶碗/茶道具/茶器/共箱/未使用品。茶道具！ 中島卓 ☆楽紅彩抹茶碗☆ 新品 抹茶 茶碗 瀬戸焼 楽焼ギフト。
《The Oak Tree（柏木）》
But I did not want to go against his father's wishes, and the
emperor too seemed to have decided that he would make her a good husband.
So I told myself that I must be the one who did not understand.
And now comes this nightmare, and I must reprove
myself for not having been truer to my very vague feelings.
They did not of course lead me to expect anything so awful.
"I had thought, in my old-fashioned way, that unless there
were really compelling reasons it was better that a princess not marry.
And for her, poor girl, a marriage that should never have been has come to nothing.
英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）
于是我疑心自己不足，就回心意，玉成其事。尾張の名工 加藤景次（1919-1988）釉薬垂れる油滴天目茶碗 瀬戸 中国美術 師→加藤唐九郎 92E-G-4。古唐津 茶入 棒の先 名物 名物裂仕覆替仕覆二種入 利休好み虫喰い蓋 共箱 古備前 茶道具 共袋 古裂 茶碗 千家十職 樂家。
但我当里料到他如此短命呀！照我旧想来，
公主者，若非特殊情况，不因善，下嫁非美事。柳 葵窯 加藤春二 ◆ 茶碗 ◆ 竹里庵 ◆ 管C23。《gu》 河本礫亭 梅花紋 茶碗 共箱： 茶道具 煎茶 宝瓶 礫亭 茶碗 瀬戸 647/47。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印（竹に雀）
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）。期間限定！◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 茶碗 / 織部茶碗 三峰園窯 赤津焼 / 共箱【骨董・美品】。茶碗 双鶴（Ｌ389）。
冬姫は通称。30611/○加藤寿逸 道泉窯 瀬戸焼 灰釉 茶碗 共箱 共布 抹茶碗 茶道具。茶道具！ 中島卓 ☆赤楽抹茶碗☆ 新品 抹茶 茶碗 楽焼 ギフト。左端の写真は「柏木の巻」末尾の拡大写真。茶道具！ 加藤六兵衛 ☆古瀬戸抹茶碗☆ 新品 抹茶 茶碗 赤津焼 ギフト。瀬戸焼 茶碗 州浜形（沓形） 可愛らしい茶碗。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）と娘・玉映の落款
写真左から2枚目上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。R-062530 時代物 4.6寸皿 約14cm シックで落ち着いた色味の瀬戸黒茶碗(共箱付き、抹茶碗、古瀬戸、絵瀬戸、和食器、和皿)(R-062530)。唐九朗 黄瀬戸茶碗。）
（出品した自筆の「断層画像写真」（柏木の巻）MRI 36―33B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）」、上は娘の幾千姫（玉映）の落款
「源氏物語」「柏木の巻」主人公・柏木の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる柏木。茶道具 抹茶 唐津焼 瀬戸焼 九谷焼 笠間焼 益子焼 食器 和食 器 茶碗 茶器。鼠志野茶碗 加藤春二 作 N.o6。左が柏木、右が夕霧。【十三】 本陣窯山田けん山造四季茶碗 栞・共布・共箱付 検索用語→B0190茶道具。盃 5客 加藤光昭（Ｄ410）。2番目の写真は近衛基熙の肖像（陽明文庫・所蔵）
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典（淡交テキスト「茶会記」に親しむ・７）平成29年7月淡交社・刊行
「在天願作比翼鳥」（天に在りて願わくは比翼の鳥とならん）「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。片桐貞泰 ★ 自作 瀬戸茶碗 ★ 共箱 ★ 加藤光右衛門 （加藤十右衛門 の子）の窯で焼成 ★ ランダムに面取 ★ 石州流家元 ★ 鉄釉 数寄者。染付茶碗 河本礫亭 作 N.o244。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶碗■加藤春二「竹里庵春二造」文月 天目茶碗 葵窯 黄瀬戸 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。2【当町イイ田代977有】瀬戸 加藤作助作 黒織部茶碗 未使用。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。うぶだし茶道具志野茶椀銘檜垣長祐造り（2重箱極め書き）。◆瀬戸焼◆八つ橋茶碗◆。上の「拡大断層（MRI）写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。茶道具 茶碗（Ｌ33４）。桃山時代 古瀬戸 丈八 布袋 達磨 窯印 共箱 (青織部 沓茶碗 織部焼 美濃焼 遠州流 桃山城時代 瀬戸十作 茶碗 茶道具)。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。茶道具（Ｓ503）。加藤孝俊 ★ 天目 小碗 ★ 共箱 ★ 希少 ★ 中国陶磁写 煎茶碗 ぐい呑 に ★ 真玉園。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。木村勝明 （ 画仙斎白兎 ) ★ 染付千寿老人茶碗 ★ 共箱 ★ 飛び鉋高台 !。茶碗 三島写 春鼎（Ｇ231）。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。茶碗（Ｆ147)。茶道具 こぼし（Ｌ403）。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。瀬戸焼・湯呑茶碗・五客揃・No.170303-15・梱包サイズ60。織部茶碗（T936）。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。湯呑茶碗 六兵衛 5客 未使用（け166）。委託HK◇時代 瀬戸唐津茶碗（茶道具 陶磁器 陶芸 茶陶 瀬戸焼 唐津焼 点茶）。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。★瀬戸の名工 河本礫亭【倣祥瑞腰捻茶碗 共箱・共布】状態良好！ 直径12.4×高さ7.5cm 茶道具 染付 茶器。【こもれび】焼物■ 二代 中村道年 『菖蒲絵茶碗』 共箱 【茶道具 あやめ】。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。瀬戸 染付 茶碗 加藤民吉 書籍掲載品同手 江戸後期（ やきもの真贋鑑定 ）。【都屋】a4 加藤麦袋 「金生天目茶碗」共箱 幅 約13cm 高さ 約6cm 茶道具 瀬戸焼 京焼 天目釉 天目 油滴 抹茶碗。
「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。古瀬戸茶碗 遠州流十二世 小堀宗慶花押 e669。茶道具 瀬戸焼 木村勝明（画仙斎白兎）作 染付 千寿老人文 筒茶碗 袱紗付 共箱 VHFS。
３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。【骨董・茶道具】★古い 瀬戸焼 古瀬戸 即中斎 花押・書付★★瀬戸茶碗 dj049tgl.。◎瀬戸焼/古瀬戸焼◎茶碗 菓子器◎銘有◎共箱◎。
４・近衛基熙（このえもとひろ）について
近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。茶碗■葵窯【加藤春二作】竹里庵 歴手 尾張瀬戸 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。抹茶椀 桜。実母は近衛家女房（瑤林院）。杉浦芳樹作 御題 花 抹茶茶碗 茶道具 共布 共箱 西とA。佐藤友宣 ★ 古萩手茶碗 ★ 共箱共布 ★ 茶道具 ★ 白釉刷毛目切高台 ★ 父： 佐藤延寿 ★。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。光彩釉 茶。亀井勝 ★ 刷毛目 茶碗 ★ 共箱 共布 栞 ★ 流れるような刷毛目が心地よい景色の逸品 ★ 茶道具 ★。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。加藤泥二 ★ 三島手 茶碗 ★ 共箱 共布 ★ 茶人好みの外花文 ★ 細かな象嵌が素晴らしい逸品 ★ 吉良々窯 ★ 茶道具 ★。工房ゆずりは 瀬戸焼 福々碗 平安雅花 湯呑み 抹茶碗 陶器 手描き 花柄 茶器 和食器 女性に大人気 茶道具 L箱。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。平尾竹霞 竹霞山人 竹霞山人書 竹霞山人陶画 酒器 白雲造。北大路魯山人 絵瀬戸 胴紐 茶碗/黒田陶苑 金継ぎ。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。美品 加藤釥（作）黄瀬戸茶碗 共箱 茶道具 美濃焼 瀬戸焼 共布。古曽部焼 茶碗 共箱付き Q39-3。
不昧公 公卿 肉筆 保障 保証 真筆 真筆 親筆 古筆 本物保証 本物保障 室町 掛軸 掛け軸 自筆 天皇 茶道具 宗鑑 良寛 伝来 歌仙 極め 極札 極め札 鑑定