【美品】 無免録 上下 一冊・写本 《変死傷検視必携 無寃録述》 生物学の詳細情報
広島県産 ミックス米 10kg。
。Grzimek's Animal Life Encyclopedia Birds 3巻セット 洋書/英語/生物学/鳥類/百科事典【ac04b】。Life Nature Library ライフタイムブックス 宇宙原始人哺乳類植物地球進化海日本の生物日本列島日本人と自然鳥類魚類山爬虫類生態砂漠。シートン『動物記』昭和33〜4発行。(四 無し)内山賢次 訳。
墨付き59丁(表紙に当たる部分は除く)
表紙には
無免録 上下 全
とある。
【内題】『無免録述巻之上・下』
【内容】1901年頃まで広く活用されていた、『変死傷検視必携書』である。
無免録述巻之上 1丁表~19丁裏
無免録述巻之下 20丁表~58丁表
奥書 59丁表
【刊期】
(奥書) 右無免録之儀者恩借冩之故不許他見者也
天保七(1836)丙申十一月吉日
於江府冩ス
山賀氏尚備主
【因みに】早稲田大学図書館蔵本の
『無寃録述. 巻之上・下』/ 王与 編輯・河合尚久 訳を見つけた。
著者/作者 王 与
出版事項 浪花(大坂) : 松村九兵衛、 寛政11[1799]
形態 2冊 ; 25cm
内容等
序題:新註無寃録
序:山叟ほか
東都崇文堂明和5年刊の求版
これと出品本を比べてみた。
半丁の行数は同じだし、漢字・仮名も全く同じ。同じ板本かと思ったが、雰囲気が違う。早稲田大学図書館蔵本には所々文字のかすれが見られ、出品本にはその部分ははっきりしている。前者は「寛政11[1799](明和5(1768)年刊の求版)」、後者は「天保七(1836)年(奥書)」だから逆算して、70年ばかりの間に板木がすり減ったって事か。
が、下巻の53丁表、最後の行
「○墻ナド倒レカゝルカ又・・・・」【画像5と画像10の1つ目参照】
の前に 「壓死」が抜けているし
同様に下巻54丁表2行目
「○牛馬ニ踏殺サレタ屍・・・・」【画像6と画像10の2つ目参照】
の前に 「馬踏死」が抜けている。
従って、以降、2行分のずれが最後まで見られる。
ただ、早稲田大学図書館蔵本で2行ほど擦れて見えにくくなっている箇所は、出品本では、下巻55丁裏4行目、【画像7と画像10の3つ目参照】
「○食ヲ 」
「 同席シ 」
以降、何も書かれていない。
以上、総合的に判断して、この出品本は「明和5」乃至「寛政11」年出版の本を借り受け、それを「引き写した」もののようである。
板本にある「序」が省かれている(実務には関係しない)ことも根拠としてあげられるし、2行分ずれていても、同じ漢字、仮名がそのままの形で写されている。部分的に見ればルビの有る無しも見られる。
技術的なことを言えば、借り受けた本を解体し、広げた一枚の紙に薄紙を乗せ(墨の滲みを避ける為に)、さらに書写用の紙をのせて、引き写した。その過程で、なぜか「壓死」・「馬踏死」を写し損ねた。もう一度写し直すことを止めて、そのまま続行。だから、全体的には、見た目での「破綻」はなかったわけだ。板本の場合にはそんな技は不可能。
各本の末尾【画像8と画像10の4つ目参照】画像8の、本文末尾と「巻之下終」との間が、2行分空いている。【画像10の4つ目(末尾)】には隙間がない。
それにしても、すごい労力と集中力には感心する、というより、呆れ果ててしまった。
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【参考】国会デジタルコレクションで明24年10月『変死傷検視必携 無免録述(活字版)』を見つけた。そこに、細かな「目次」が付いていたので、参考に、以下に示す。
各項目は出品本と違う書き方をしているが、内容は同じである。。新註校定 国訳本草綱目 第十二冊 獣部 人部。三多摩昆虫同好会の会報・速報・便り 三多摩虫界速報、Entomological Journal、From the Office 蝶・蛾・カミキリムシ。かまくらちょう(三浦半島昆虫研究会会誌)1~79号揃い 神奈川県 昆虫・蝶・蛾・カミキリ・クワガタ・オサムシ・トンボ。【希少】マキシモヴィッチ 東亜新植物総覧 ラテン語書籍/植物学/東アジア/日本/植物/希少資料/昭和18年発行【ta01e】